
2025年の6月から約2か月続いた「シーズン8」もいよいよ終わりが近づいています。
この記事は「シーズン8を筆者の個人的視点で振り返る」という目的で、だらだら文章を書いてみました。
たいして上手くもないし熱心にプレイしているわけでは無いので何の参考にもならないと思いますが、暇つぶしにでも読んでもらえたら幸いです。
あと、今シーズンに対しては割とネガティブな意見が多いのでそこは注意してください。
目次
シーズン8の実装キャラ
シーズン8では以下の5キャラが実装されました。
シーズンキャラ | 限定キャラ | 限定キャラ | 限定キャラ | 限定コラボキャラ |
![]() ボルゾイ | ![]() 秋雲 | ![]() ランスロット | ![]() キャッティ | ![]() サンダーボルト OTOME |
2025/6/26 | 2025/6/26 | 2025/7/17 | 2025/8/7 | 2025/7/24 |
「前シーズンの6キャラ」には及びませんが、それでも「1シーズン(約2か月)で5キャラ」は相当な数です。
どのキャラも環境で十分活躍できるほどの性能だったので見かけることも多く「そういや新キャラが追加されたんだな」というのは実感しやすかったでしょうか。
最近の星の翼は「キャラのインフレ」が目立ってきていますが「新キャラが箸にも棒にも掛からない」というのはそれはそれで寂しいので、ここら辺は一長一短ですね。
新キャラ区分の「シーズンキャラ」
今シーズンから新たに「シーズンキャラ」という区分が追加されました。
「無・微課金でも入手・凸が進めやすい」「いつでも入手可能」という点で、「ラジエルを最後に音沙汰無しの『常駐キャラ』」を彷彿とさせる区分です。
ただしこれで「常駐キャラ」の追加が一気に怪しくなりました。
今後どうなるかは分かりませんが、「常駐キャラはもう追加しない」ということになっていてもおかしくは無いと思います。
前シーズンに引き続き「コラボキャラ」の登場
前シーズンは「コトブキヤのフレーム・アームズ・ガール」とコラボしましたが、今シーズンも「コラボキャラ」として【サンダーボルト・OTOME】が追加されました。

性能の方はちゃんと強い良キャラで、演出面も「原作プレイ済みならグッとくる演出」があったらしく前回の「FAGコラボ」同様成功だったのでは無いでしょうか。
しかしながら「2シーズン連続でコラボキャラ追加」となると「コラボキャラには髄液Ⅱが使えない」という仕様がプレイヤーの財布に重くのしかかります。

来シーズンもコラボキャラ(しかも2体)が来ますし、恐らくこの仕様も変わらないでしょう。
最近は「新キャラの供給に付いて行けず脱落」という人も増えてきている印象ですので、「運営側の収益の確保」と「カジュアルに遊びたいプレイヤーのやる気」を上手くバランス取って欲しいと思う次第です。
対戦環境 を振り返る
波乱の幕開け
「シーズンキャラ」の追加に伴って、シーズン8は開始から↓の2キャラが追加されました。


当初は「いきなり2キャラも実装か!」と、期待と興奮が膨らむ船出でした。当初は。
結果から言うと
- [↑メイン格闘]でゲームを壊すついでに[メイン射撃]を撒き散らかす【ボルゾイ】
- 後にBAN率約80%を刻みこむ【秋雲】
という具合で暗雲立ち込める幕開けでしたが、とにかく今後もシーズンの開始は「2キャラ同時実装」となりそうです。
「プレイヤーの意見」によって作られた怪物、秋雲
2025/7/17のキャラ調整で【秋雲】に上方修正が入ったのですが、これがシーズン8最大の闇となります。

確かに【秋雲】は
- 実装時の勝率がめちゃくちゃ低い
- [サブ射撃](修羅丸)が当たっても拾いにくい
など、目に見えて「微妙」な点もありました。
ただ、割と早い段階で
「こいつ攻める3コストじゃない。特殊ステップで待って、相手のミスを拾ったり味方を動かしやすくするキャラだわ」
と切り替えて「秋雲0落ちの低コ爆弾」「修羅丸を飛ばして引っ掛かるまで待ちゲー」を仕掛けたりして、結果を出していたプレイヤーが多く見られました。
そんな「癖があって運用が難しいけど強い」という【秋雲】に対して「超上方修正」を加えた結果、生まれたのがBAN率80%近くの怪物です。
最近では【バーゼラルド】【スティレット】、ちょっと前だと【エミカ】などでも見られた「前のめり気味に、ユーザーの不満の声に従う上方修正」が、今回の【秋雲】では悪い形で現れたんじゃないかなぁと思います。
ぶっちゃけこの手のゲーム、自分も含めて多くの人間が「ジャスティスよっっわ!産廃!新作1発目の追加がコレとか舐めてんのか!」とか言ってたぐらい「キャラの評価」が難しいんですよね。

「プレイヤーの声を聞いて調整する姿勢」は嬉しいのですが、正直このゲームで「新キャラの強い弱い」なんて【エヴァ】【ヒビキ】レベルでやらかしてないと本当に分からんと思います。


なので、キャラの実装当初は特に「『このキャラ弱すぎ!』的な意見」をストレートにバランス調整に反映させるのは控えて欲しいと感じました。
ランスロット登場
今シーズンは上記の通り恐怖を感じさせる幕開けでしたが、第2弾追加キャラとして実装された【ランスロット】は成功だったのではないでしょうか。

「ビジュアル」「声」「性能」どれをとっても好評で、瞬く間に人気キャラの座を確保しました。
一応【ランスロット】も
- 機動力が高すぎる
- [↓メイン格闘]のひっかけ性能が高過ぎる
- [←→サブ格闘>↓サブ射撃]の銃口がえぐすぎる
など「性能における問題?点」もあったのですが「しっかりゲームをさせてくれる強キャラ」として、個人的には対面してて楽しかったです。
「強くて魅力的なキャラ」を生み出すのは大変だと思いますが、今後もコンスタントにそんなキャラを出していけたら星の翼の未来も明るいかもしれません。
ただ「他IP」に自分からぶつかりに行くのはそろそろ見てて怖いぜ。
コラボキャラもしっかり爪痕残す

コラボキャラの【OTOME】も、勝率はパッとしないものの
- 使用率はランスロットに次いで2位をキープ
- 癖が無くて使いやすい
- ランクマッチでもちゃんと戦える性能
と、かなり対戦で見る機会が多いキャラでした。
【轟雷改】もそうでしたが「使いやすくて強い。でもヘイトを集めないキャラ」を「失敗すると他所に迷惑が掛かるコラボ」でしっかり出してくるあたり、やっぱ「キャラの性能調整」自体はちゃんと上手いなぁと思いました。
星の翼オリジナルキャラはまぁ、どうだろう。変な調整も多いですけど。時間無かったのかな。分からないです。
2.5コストがとにかく強かった
上の【ランスロット】【サンダーボルト・OTOME】からも繋がるのですが、今シーズンはいつにも増して「2.5コスト」の存在感が強かった気がします。
前シーズンも2.5コストは強かったのですがそれは結局【轟雷改】が強いのであって、ランクマッチですら「轟雷改×4」とかザラに有ったのとは違います。

ゲームを遊ぶ方からすれば「様々なキャラが活躍する環境」の方が楽しいので、キャラ選択に多様性を持たせるような調整を次シーズンにも期待したいです。
スティレット・バーゼの下方修正でひと悶着
前シーズンに強化された【スティレット】と、今シーズン始まりに強化された【バーゼラルド】の下方も評価が芳しくありませんでした。


特に【バーゼラルド】は
- コラボ終了間際に超絶上方修正予告
(コラボ終了したら次回の入手機会は未定) - コラボ終了後に2度に渡る下方修正
という感じだったので「コラボ終了前の上方修正を見て、焦って5凸したプレイヤー」からしたら「上方修正でガチャを回させて、その後すぐに下方かい」と思われても仕方ない気がします。
(※下方修正を受けても、【バーゼラルド】は余裕で戦える強キャラです)
これは結果論ですが、【バーゼラルド】は上方無くてもそれなりに戦えていたわけですし「上方修正はしない方が丸かった」と、今なら思ってしまいます。
ただ、このゲームの主な集金方法は「キャラガチャ」なので、「強キャラでガチャを回させる」という方法にケチを付けたら「2vs2の複雑な対戦ゲーム」の運営なんてやってられないんだろうなぁ、という気持ちもあります。
その他の集金要素の「スキン」「スタンプ」等だけで運営・開発費を賄えるはずも無く......。
とにかく「キャラガチャ課金で運営していく対戦ゲーム」の難しさを感じます。
初期キャラが大活躍
シーズン8の後半は「初期キャラ」が目立っていたのでは無いでしょうか。
もともと初期キャラでも【グリフィン】【スコーピオン】など、活躍しているのはいました。


しかしシーズン中~後期の上方修正で【ケルビム】【18号】【スズラン】などに強化が入り、ランクマ最前線でもバチバチにやれるようになります。
(ついでに【ベータ】も強くなりました)
特に【ケルビム】は「最有力3コスト」として大活躍。活躍しすぎて下方が見えてるレベルです。



実際ランクマでは「2025年実装キャラを1体もPickしていない」という人も結構いて「初期キャラしか持っていなくても十分ガチ戦を出来る環境」と言って良かったのでは無いでしょうか。
「入手しやすい初期キャラがちゃんと強い」というのは、微課金ぐらいのユーザーからすれば安心して遊べる環境ですね。
今後も定期的に「インフレに付いて行けなくなった初期キャラの救済」を、程々の塩梅でしてくれると嬉しいです。
ネガティブな意見が多くなってしまいましたが、ぶっちゃけ今シーズンはバランス調整とか諸々に付いて行けず全然やる気無かったです。
ただ、下の「シーズン9に向けた動画」では直々に「バランス調整について」の言及があった(7:00あたり)ので、ちゃんと「ユーザーと運営・開発で問題の共有が出来ている」とは思います。
そこは星の翼の良い所だと思うので、シーズン9を楽しみにしたいです。
個人的な使用キャラ
最後に自分がランクマで使用していたキャラを紹介します。
シーズン8 初期
今シーズン最初は
- イーザー
- ケルビム
- バーゼラルド
- ボルゾイ

というメンツで臨みました。
低コストは【ボルゾイ】がBANされなければ【ボルゾイ】出して、[↑メイン格闘]擦って笑ってました。
「Gang Beasts」とかあそこらへんのパーティゲームしてる感覚でしたが。
【バーゼラルド】は間違いなく強かったんですが、個人的には使ってて結構ストレスありましたね。
疑似タイが強くないからかな?
シーズン8 中期
- ヒカリ
- ケルビム
- バーゼラルド
- ボルゾイ

【ヒカリ】の強化 ~【バーゼラルド】の2回目の下方修正 ぐらいまではこんな感じでした。
この頃組んでいた相方が低コスト使ってくれたので、自分は【ヒカリ】【ケルビム】の2択状態でした。
【バーゼラルド】【ボルゾイ】は置物です。
「相手のPickにケルビムやらラインがいる→ケルビム出す」
「それ以外→ヒカリ出す」って感じで使い分けてました。
シーズン8 後期
- スズラン
- ケルビム
- 18号
- サンダーボルト・OTOME

なんか【ケルビム】が上方修正されて壊れたので、高コストは【ケルビム】以外ほぼ使いませんでした。
流石に下方修正が来そうですが、今の【ケルビム】の「狂ったように動く降りテク」を取り上げられたら禁断症状が出るかもしれません。
あれ使って着地通して「俺このゲームうめぇな」って思いこむのが気持ち良いんだ。
低コスト枠は【OTOME】【18号】の2キャラですが、降りテクの使用感が良すぎて【18号】ばっかり使ってます。
【OTOME】は体力調整難しいので、相方3コストだとちょっと出しづらいんですよねー。
2.5&2.5で組む時に気分次第で使うぐらいでした。